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シーメンスとNVIDIAの先端技術を活用し、産業用エッジ生成AIソリューション「LLaVA Edge Vision」を開発しました

配信元:PR TIMES
投稿:2024/05/21 19:47
~「第8回 AI・人工知能 EXPO春」の菱洋エレクトロ展示ブースで紹介 ~

 AIソリューション事業を手掛ける株式会社ヘッドウォータース(本社:東京都新宿区、代表取締役:篠田 庸介、以下「ヘッドウォータース」)は、シーメンスAG(本社:ドイツ・ミュンヘン、以下「シーメンス」)のBox PC「SIMATIC IPC BX-35A」(※1)、NVIDIA (本社:米国カリフォルニア州)のエッジコンピューティング「NVIDIA(R) Jetson Orin NX 16GB」(※2)を活用し、産業用エッジ生成AIソリューション「LLaVA Edge Vision」を開発しました。  併せて、NVIDIA国内一次代理店である菱洋エレクトロ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長執行役員:中村 守孝、以下「菱洋エレクトロ」)の協力を得て、「第8回 AI・人工知能 EXPO春」においてシーメンス、NVIDIAと共同で「LLaVA Edge Vision」をご紹介いたします。


■「LLaVA Edge Vision」について

 
 「LLaVA Edge Vision」は、半導体や自動車などの製造工場向けエッジ生成AIソリューションです。生成AIが製造ラインのカメラ画像に対してキャプションを生成し、作業員のタブレットやスマートフォンに作業指示や危険予知を通知することで、業務効率や安全性の向上に貢献いたします。また、エッジAI上でローカル VLM「LLaVA(※)」( Large Language-and-Vision Assistant )を稼働させることで、生成速度や精度の向上を実現しております。



※LLaVAとは
 マイクロソフト、ウィスコンシン大学、コロンビア大学の研究者が公開したオープンソースのマルチモーダルなLLMです。meta社が提供する「LLaMA」をベースにした大規模な言語モデルと画像分析機能を持つ視覚モデルであり、ScienceQAベンチマークで最先端の精度を達成しています。

■AI・人工知能EXPO【春】での展示について
名称:第8回 AI・人工知能EXPO【春】
会期:2024年5月22日(水)~24日(金) 10:00~17:00
会場:東京ビッグサイト 菱洋エレクトロ展示ブース(小間番号:8-26)内
来場者登録ページ: https://www.nextech-week.jp/hub/ja-jp/visit/ai.html

■開発の経緯
 ヘッドウォータースでは、「Azure OpenAI Service」による企業向けGPTサービスラインナップの拡充を行っており、企業向けに生成AI、ならびにLLM(大規模言語モデル)と当社の技術力を活かしたRAG(Retrieval Augmented Generation)システム、伴走支援型ラボなど多くのソリューションを企業に提供して参りました。
 また、NVIDIAとのコラボレーションによって、「NVIDIA(R) Jetson」シリーズを活用したエッジAIソリューションの開発に取り組み、スマート化を推進する企業に対しても同様にソリューションを提供して参りました。

 そのような状況の中、当社が強みとしているエッジAI領域で、スマートファクトリー、スマートストア、スマートシティ、スマートモビリティを提供する顧客企業から「生成AIを使って、さらにスマート〇〇化を進められないか?」というご相談をいただく機会が増えております。
 こうした声に応えるため、ヘッドウォータースでは、2024年3月から生成AI×エッジAI領域の取り組み強化を目的に、「NVIDIA(R) Jetson Orin(TM) Nano」上で稼働する小規模言語モデルSLMと画像言語モデルVLMの検証を開始しました(※3)。

 今回、この検証から得た知見、およびシーメンスとNVIDIAの先端技術を活用して「LLaVA Edge Vision」を開発しました。



菱洋エレクトロ株式会社 ソリューション事業本部 副事業本部長 青木 良行様のコメント
生成AIは製造業での需要が急速に高まっています。
本展示会でご紹介するソリューションは、製造業でのAIワークフローや現場実装に課題を抱えているお客様への解決策になると期待しています。菱洋エレクトロでは、今後もヘッドウォータース様・シーメンス様・NVIDIA様と共に、最適なエッジAI端末を活用したデータ収集からデータ活用まで一貫したサポートとシステムの提供を実現していきます。現場での課題解決に一層力をいれ、ハードウェアとソフトウェアの両面からソリューションを展開してまいります。
https://www.ryoyo.co.jp/
 
■今後について
 ヘッドウォータースでは、生成AI×エッジAI領域におけるNVIDIAとの技術開発連携や共同マーケティングをさらに加速させ、産業DXの推進に貢献してまいります。

 なお、本件による当社の当期業績に与える影響は軽微であります。今後開示すべき事項が発生した場合には速やかにお知らせいたします。

以上

※1:「SIMATIC IPC BX-35A」について
https://support.industry.siemens.com/cs/document/109963409/simatic-bx-35a?dti=0&lc=en-JP

※2:「NVIDIA(R) Jetson Orin NX 16GB」について
https://www.nvidia.com/ja-jp/autonomous-machines/embedded-systems/jetson-orin/

※3:生成AI×エッジAIに向けて「NVIDIA(R) Jetson Orin(TM) Nano」上で稼働する小規模言語モデルSLMと画像言語モデルVLMの検証を開始
https://www.headwaters.co.jp/news/edgeai_generativeai_nvidia_slm_vlm.html

■商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

■会社情報
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設 立:2005年11月
URL :https://www.headwaters.co.jp

■本件のお問い合わせ先
株式会社ヘッドウォータース
メール:info@ml.headwaters.co.jp
配信元: PR TIMES
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