決算マイナス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】引け後 … エッジテクノ、神島化、オハラ (3月10日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の3月9日から10日の決算発表を経て13日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　エッジテクノ <4268>
　23年4月期の連結経常利益を従来予想の3億1000万円→2億3500万円(前期は2億円)に24.2％下方修正し、増益率が55.0％増→17.5％増に縮小する見通しとなった。

▲No.2　モルフォ <3653>
　23年10月期第1四半期(22年11月-23年1月)の連結経常損益は2.2億円の赤字(前年同期は2.1億円の赤字)に赤字幅が拡大した。

▲No.3　神島化 <4026>
　23年4月期第3四半期累計(22年5月-23年1月)の経常利益(非連結)は前年同期比5.9％減の16.2億円に減り、通期計画の22億円に対する進捗率は73.9％にとどまり、5年平均の79.9％も下回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<4268> エッジテクノ 　東Ｇ 　 -17.66 　　3/10　　　3Q　　　 39.46
<3653> モルフォ 　　　東Ｇ 　 -13.86 　　3/10　　　1Q　　　　赤拡
<4026> 神島化 　　　　東Ｓ 　 -11.27 　　3/10　　　3Q　　　 -5.90
<4075> ブレインズ 　　東Ｇ 　 -11.02 　　3/10　　上期　　　　赤転
<3988> ＳＹＳＨＤ 　　東Ｓ　　 -6.51 　　3/10　　上期　　　　0.92

<2373> ケア２１ 　　　東Ｓ　　 -5.92 　　3/10　　　1Q　　　　赤転
<6656> インスペック 　東Ｓ　　 -5.02 　　3/10　　　3Q　　　　赤拡
<5218> オハラ 　　　　東Ｓ　　 -4.77 　　3/10　　　1Q　　　 -4.56
<3524> 日東網 　　　　東Ｓ　　 -1.89 　　3/10　　　3Q　　　　3.48
<1844> 大盛工業 　　　東Ｓ　　 -1.58 　　3/10　　上期　　　151.22

<6049> イトクロ 　　　東Ｇ　　 -1.06 　　3/10　　　1Q　　　 -9.02
<6757> ＯＳＧコーポ 　東Ｓ　　 -0.88 　　3/10　本決算　　　 11.86
<9242> メディア総研 　東Ｇ　　 -0.59 　　3/10　　上期　　　 10.73
<7682> 浜木綿 　　　　東Ｓ　　 -0.41 　　3/10　　上期　　　-91.63
<3733> ソフトウェア 　東Ｓ　　 -0.33 　　3/10　　　1Q　　　 31.12

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした13日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース