フュージョン、前期経常を一転37％増益に上方修正

　フュージョン <3977> [札証Ａ] が3月13日大引け後(15:30)に業績修正を発表。23年2月期の経常利益(非連結)を従来予想の1700万円→5600万円(前の期は4100万円)に3.3倍上方修正し、一転して36.6％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の経常損益も従来予想の2500万円の赤字→1400万円の黒字(前年同期は2200万円の黒字)に増額し、一転して黒字に浮上する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　コンサルティング案件の新規獲得等による受注増加から、全体売上高に占める同案件の比率が上昇したこと、また、プロジェクトの工程管理の強化により、業務効率の向上効果及び外注費を主とする製造経費のコスト削減効果が表れ、売上総利益率が大きく改善いたしました。上記の結果、営業利益、経常利益及び当期純利益が期初計画を上回る結果となりました。※上記の業績予想につきましては、当社が現在入手している情報に基づくものであり、実際の業績は様々な要因により異なる可能性があります。