三菱紙、前期経常を35％上方修正

　三菱製紙 <3864> が4月28日大引け後(15:00)に業績修正を発表。20年3月期の連結経常損益を従来予想の20億円の黒字→27億円の黒字(前の期は9.1億円の赤字)に35.0％上方修正した。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の15.1億円→22.1億円(前年同期は1億円)に46.1％増額し、増益率が15倍→22倍に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高につきましては、概ね予想通りの見込みとなりました。営業利益につきましては、工場のコストダウンや諸経費削減効果等により前回予想値を上回る見込みです。経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、営業利益が増加することに加え、持分法投資利益の増加等により、前回予想を上回る見込みです。（注）上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって異なる結果となる可能性があります。