ユビＡＩ、前期最終を一転赤字に下方修正

　ユビキタス　ＡＩコーポレーション <3858> [東証Ｓ] が5月13日大引け後(15:30)に業績修正を発表。22年3月期の連結最終損益を従来予想の5700万円の黒字→3900万円の赤字(前の期は4億2600万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。ただ、通期の連結経常損益は従来予想の8000万円の黒字→9000万円の黒字(前の期は2億0200万円の赤字)に12.5％上方修正した。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の8100万円の黒字→1500万円の赤字(前年同期は2億0100万円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　＜連結＞親会社株主に帰属する当期純利益につきまして、特別損失の計上、並びに繰延税金資産の回収可能性について検討した結果、繰延税金資産が当初見込み額を下回り、法人税等調整額が増加する見込みとなったこと等によるものであります。＜個別＞当期純利益につきまして、特別損失の計上、並びに繰延税金資産の回収可能性について検討した結果、繰延税金資産が当初見込み額を下回り、法人税等調整額が増加する見込みとなったこと等によるものであります。上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報及び将来の業績に影響を与える不確実な要因に係る本資料発表日現在における仮定を前提としており、実際の業績は、今後様々な要因によって大きく異なる可能性があります。