日本一ＳがＳ安、１５年３月期の大幅減収減益予想を嫌気

　日本一ソフトウェア＜3851.T＞がストップ安ウリ気配。同社は１５日、大引け後に今１５年３月期通期業績予想を発表。連結売上高２８億５８００万円（前期比２２．１％減）、営業利益１億５２００万円（同７３．７％減）と大幅な減収減益を見込んでおり、これを嫌気している。
　前１４年３月期通期は連結売上高で従来予想の３４億１３００万円に対して３６億６９００万円（前々期比４５．０％増）、営業損益で４億４１００万円の黒字に対して５億８０００万円の黒字（同１億８１００万円の赤字）と計画を上回る好決算となっている。「魔女と百騎兵」をはじめとしたパッケージ及びダウンロード販売が想定よりも好調に推移しているが、今期はその反動減が想定される。パッケージ事業では「ハーレム天国だと思ったらヤンデレ地獄だった。」（プレイステーション３専用ゲームソフト）などを投入する予定。オンライン事業では、前期より配信をしている「ディスガイアレギオンバトル」を引き続き展開する計画で、この動向も注視されよう。

日本一Ｓの株価は１２時３３分現在５９５円（▼１００円）ウリ気配


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）