アドソル日進が大幅続伸、２０年３月期業績及び配当予想を上方修正

　アドソル日進<3837.T>が大幅続伸している。この日正午ごろ、２０年３月期の連結業績予想について、売上高を１２６億円から１３２億５０００万円（前期比８．７％増）へ、営業利益を１１億円から１２億円（同１８．６％増）へ、純利益を７億３００万円から７億８５００万円（同１４．３％増）へ上方修正したことが好感されている。

　社会インフラ事業のエネルギー分野（電力・ガス）や、先進インダストリー事業のメディカル・医療関連、デジタル・データサービス関連などが堅調に推移していることが要因という。また、プロジェクト管理の徹底による不採算案件の抑止や生産性向上に向けた改善活動などに継続して取り組んだことも奏功した。

　あわせて、従来１４円を予定していた期末配当を３円増額して１７円にすると発表しており、これも好材料視されている。年間配当は３１円となり、前期実績に対しては４円の増配になる予定だ。

出所：MINKABU PRESS