決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】引け後 … メディアＳ、山岡家、コーセーＲＥ (9月11日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の9月8日から11日の決算発表を経て12日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.2　山岡家 <3399>
　24年1月期の連結経常利益を従来予想の6億円→10.5億円(前期は5.8億円)に75.0％上方修正し、増益率が3.1％増→80.4％増に拡大し、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.3　コーセーＲＥ <3246>
　24年1月期第2四半期累計(2-7月)の連結経常利益は前年同期比7.5倍の15.5億円に急拡大し、通期計画の16.7億円に対する進捗率は93.2％に達し、5年平均の35.7％も上回った。

★No.5　浜木綿 <7682>
　23年7月期の経常利益(非連結)は前の期比46.0％減の1億2200万円に落ち込んだが、従来予想の2000万円を上回って着地。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<2375> ギグワークス 　東Ｓ 　 +32.02 　　9/11　　　3Q　　　-94.60
<3399> 山岡家 　　　　東Ｓ 　 +21.22 　　9/11　　上期　　 1725.93
<3246> コーセーＲＥ 　東Ｓ　　 +9.70 　　9/11　　上期　　　648.56
<3804> システムディ 　東Ｓ　　 +3.31 　　9/11　　　3Q　　　-14.05
<7682> 浜木綿 　　　　東Ｓ　　 +0.77 　　9/11　本決算　　　 62.30

<4824> メディアＳ 　　東Ｇ　　 +0.30 　　9/11　本決算　　　 17.95

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした12日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース