ＮＤソフトウェアが１対２株の株式分割を発表、第３四半期は２１％営業増益

　エヌ・デーソフトウェア<3794.T>がこの日の取引終了後、３月３１日を基準日として１対２株の株式分割を実施すると発表した。投資単位あたりの金額を引き下げることで、株式の流動性の向上と投資家層のさらなる拡大を図ることを目的としており、効力発生日は４月１日。
　同時に発表した第３四半期累計（４～１２月）連結決算は、売上高９９億９０００万円（前年同期比１７．６％増）、営業利益１３億８４００万円（同２１．３％増）、純利益８億６００万円（同２７．６％増）と大幅増収増益となった。主力商品の「ほのぼのＮＥＸＴ」のリプレースなどの営業推進を積極的に行ったことでユーザー数が拡大し、それに伴い指導・設定料が増加したほか、受託開発などのソフトウェア事業で金融業を中心に受注が増加したことなどが寄与した。
　なお、１５年３月期通期業績予想は、売上高１３０億４７００万円（前期比３．５％増）、営業利益１９億５９００万円（同１．６％減）、純利益１１億１７００万円（同３．３％増）の従来予想を据え置いている。


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）