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BBタワー、今期経常を赤字縮小に上方修正

配信元:株探
投稿:2021/11/05 15:30
 ブロードバンドタワー <3776> [JQ] が11月5日大引け後(15:30)に決算を発表。21年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比81.7%減の8600万円に大きく落ち込んだ。
 しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の5億0500万円の赤字→9000万円の赤字(前期は5億3000万円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常損益も従来予想の6億5600万円の赤字→2億4100万円の赤字(前年同期は1億3600万円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常損益は6500万円の赤字(前年同期は7600万円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の2.1%→-1.4%に大幅悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 (個別業績予想)売上高については、前回発表予想に比べ、データセンターは第3四半期(7月~9月)に増加し、クラウド・ソリューションは堅調に推移することを見込んでおります。他方、データ・ソリューションは、第4四半期(10月~12月)に売り上げを予定していた一部の案件が来期へずれ込むことから減少することを見込みます。以上のことから、個別業績の売上高は、データ・ソリューションの売り上げ減少により前回発表予想を下回ることを見込みます。利益面については、前回発表予想に比べ、データセンターの売り上げ増加に伴う利益の増加、データ・ソリューションの売り上げ減少に伴う仕入原価の減少、オペレーション費用等の売上原価の減少等により売上総利益が増加することを見込みます。また、旅費交通費をはじめとする販売費及び一般管理費についても前回発表予想を下回る見込みであることから、経常利益、当期純利益は前回発表予想を上回ることを見込みます。(連結業績予想)売上高は、個別業績予想の要因に加え、沖縄ケーブルネットワーク株式会社の売り上げ減少を見込んでおります。利益面については、個別業績予想の要因に加え、メディアソリューションセグメントの子会社において、地上配信回線費、工事費、販売促進費、旅費交通費等の費用が減少する見込みであることから、営業利益、経常利益は増加することを見込みます。親会社株主に帰属する当期純利益は特別損失を計上したものの経常利益の増加により前回発表予想を上回ることを見込みます。なお、通期連結業績予想の営業利益、経常利益の利益額が第3四半期累計期間(1月~9月)の利益額に比べ減少する理由につきましては、第4四半期(10月~12月)は第3四半期に比べ、個別業績において、データセンター及びデータ・ソリーションの売り上げ減少に伴う利益減少、広告宣伝費、旅費交通費等の費用増加を見込み、また、子会社においては外注委託費等の費用増加を見込んでいるためです。 (注)上記業績予想につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって異なる結果となる可能性があります。以 上
配信元: 株探

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