決算マイナス・インパクト銘柄・寄付 … ＨＥＲＯＺ、カナモト、ｇｕｍｉ (3月6日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の3月5日から6日の決算発表を経て9日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ＨＥＲＯＺ <4382>
　20年4月期第3四半期累計(19年5月-20年1月)の経常利益(非連結)は前年同期比26.8％減の2億7000万円に減り、通期計画の5億1000万円に対する進捗率は52.9％にとどまり、さらに前年同期の88.9％も下回った。

▲No.4　アスカネット <2438>
　20年4月期第3四半期累計(19年5月-20年1月)の経常利益(非連結)は前年同期比7.3％減の6.5億円に減ったが、通期計画の8.2億円に対する進捗率は78.5％となり、5年平均の80.2％とほぼ同水準だった。

▲No.5　ハイレックス <7279>
　20年10月期第1四半期(19年11月-20年1月)の連結経常利益は前年同期比18.5％減の19.5億円に減り、11-4月期(上期)計画の57.8億円に対する進捗率は33.8％にとどまり、5年平均の52.4％も下回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<4382> ＨＥＲＯＺ 　　東１ 　 -23.30 　　3/ 6　　　3Q　　　-26.83
<3854> アイル 　　　　東１ 　 -14.80 　　3/ 6　　上期　　　224.21
<3903> ｇｕｍｉ 　　　東１ 　 -13.93 　　3/ 6　　　3Q　　　　黒転
<2438> アスカネット 　東Ｍ 　 -11.74 　　3/ 6　　　3Q　　　 -7.26
<7279> ハイレックス 　東２ 　 -10.15 　　3/ 6　　　1Q　　　-18.49

<7435> ナ・デックス 　ＪＱ 　 -10.08 　　3/ 6　　　3Q　　　-30.00
<7605> フジコーポ 　　東１　　 -8.57 　　3/ 6　　　1Q　　　-12.18
<3193> 鳥貴族 　　　　東１　　 -8.13 　　3/ 6　　上期　　　295.29
<4996> クミアイ化 　　東１　　 -7.87 　　3/ 6　　　1Q　　　-15.81
<3733> ソフトウェア 　ＪＱ　　 -7.51 　　3/ 6　　　1Q　　　 31.60

<8917> ファースト住 　東１　　 -7.51 　　3/ 6　　　1Q　　　-37.56
<7901> マツモト 　　　ＪＱ　　 -6.48 　　3/ 6　　　3Q　　　　赤縮
<3248> アールエイジ 　東２　　 -5.71 　　3/ 6　　　1Q　　　-22.30
<6040> 日本スキー 　　東Ｍ　　 -4.13 　　3/ 6　　上期　　　 27.85
<9678> カナモト 　　　東１　　 -3.19 　　3/ 6　　　1Q　　　　8.90

<2353> 日本駐車場 　　東１　　 -3.08 　　3/ 6　　上期　　　 -6.17
<3770> ザッパラス 　　東１　　 -1.30 　　3/ 6　　　3Q　　　　赤縮

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした9日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース