リスモン、上期経常は37％増益で着地、今期配当を2円増額修正

　リスクモンスター <3768> [東証２] が11月9日大引け後(15:30)に決算を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比37.5％増の4.4億円に拡大し、通期計画の5.5億円に対する進捗率は80.7％に達し、5年平均の54.6％も上回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比52.7％減の1億円に大きく落ち込む計算になる。

　同時に、期末一括配当を従来計画の21円→23円(前期は20円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比59.7％増の3.1億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の22.4％→31.1％に大幅上昇した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社は、株主の皆様への利益還元を重要な経営課題の一つとして位置付け、継続的かつ安定的な配当を実現しながら、配当性向30％を目指しております。　また、当社は、2020年９月19日をもちまして創立20周年を迎えました。これもひとえに、当社の株主の皆様、お客様をはじめとして、これまでお力添えをいただいた多くの皆様のご支援の賜物と心から感謝申し上げます。　つきましては、株主の皆様の日頃のご支援に感謝の意を表するとともに、創立20周年を記念いたしまして、2021年３月期の期末配当におきまして、１株当たり２円の記念配当を実施させていただくことといたしました。　これにより、2021年３月期の１株当たりの期末配当予想は、普通配当と記念配当を合わせた23円となり、2020年３月期実績より３円増額となる予定であります。