＜チャートの視点＞＝日本アジアＧ、一目均衡表の雲を上抜く

　日本アジアグループ<3751.T>はきょう一時、前日比２１円高の５４５円まで上昇。一目均衡表で、先行スパン１（２０日時点：５３１円）と先行スパン２（同：５１７円）で囲まれた範囲（雲）を上抜いた。６月１２日に戻り高値５９６円をつけたあとは軟調な展開が続いたものの、８月８日安値４５０円を底に反転。前週には２５日移動平均線（２０日時点：４９９円）や７５日移動平均線（同：５１３円）に対するプラスカイ離を回復し、つれて両線のゴールデン・クロスが視野に入りつつある。
　なお、８月１２日に発表された１５年３月期第１四半期（４～６月）の連結決算は、売上高が１２４億６０００万円（前年同期比０．５％減）で着地。為替差損の発生などで最終損益は３億４４００万円の赤字（前年同期実績は４億８００万円の赤字）だったが、営業損益は１億４５００万円の黒字（同４億１１００万円の赤字）に浮上している。

日本アジアＧの株価は１４時４５分現在５３７円（△１３円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）