日本アジアＧがカイ気配、１７年３月期最終利益大幅増額で配当も倍額に上乗せ

　日本アジアグループ<3751.T>がカイ気配スタート。前日まで値刻みこそ小幅ながら４日続伸と戻り足を強めていたが、きょうは寄り付きから一気に上放れる展開をみせている。

　同社は９日取引終了後、１７年３月期の連結業績予想の修正を発表、売上高を７７０億円から６８３億４１００万円（前期比９．５％減）へ減額したものの、最終利益を１０億円から１７億７８００万円（同４．３倍）へ大幅上方修正しており、これがポジティブサプライズとなった。空間情報コンサルティング事業の受注高増加が貢献したほか、投資有価証券の一部売却による特別利益の計上なども最終利益を押し上げた。なお、１７年３月期の配当についても従来予想の１０円から２０円に引き上げており、前日終値ベースの配当利回りは５％強に達し、これも大きく好感された格好だ。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）