セック、10-12月期(3Q)経常は17％増益、今期配当を23円増額修正

　セック <3741> が2月10日大引け後(15:15)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比19.3％増の7.3億円に伸び、通期計画の9.9億円に対する進捗率は5年平均の64.9％を上回る74.2％に達した。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の経常利益は前年同期比6.6％減の2.5億円に減る計算になる。

　同時に、期末一括配当を従来計画の50円→73円(前期は48円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の経常利益は前年同期比17.4％増の3億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の15.2％→17.1％に上昇した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社は、業績成長を継続して株主に適切な利益還元を図っていくことは当社経営の重要課題のひとつであると認識し、当面、配当性向につきましては40％を目安としております。　当期（2020年3月期）の期末配当金につきましては、業績の進捗等を総合的に勘案し、1株当たり普通配当を3円増額し53円に修正いたします。　また、当社は2020年5月28日に創立50周年を迎えることになります。これもひとえに株主の皆様をはじめ、関係各位のご支援、ご指導の賜物と心より感謝申し上げます。つきましては、株主の皆様のご支援に感謝の意を表するため、1株当たり20円の記念配当を実施させていただきます。この結果、2020年3月期の1株当たりの期末配当金は、普通配当53円と記念配当20円を合わせて、1株当たり73円となります。　なお、本件につきましては、2020年6月開催予定の第50期定時株主総会に付議する予定であります。