ティーガイア、主力のモバイル事業が牽引し１９年３月期営業利益３％増を見込む

　ティーガイア<3738.T>は１日取引終了後、１９年３月期業績予想を発表した。売上高は５４００億円（前期比２．３％減）、営業利益は１４９億円（同３．１％増）、純利益は１３５億円（同３２．９％増）と増益を見込んでいる。

　主力のモバイル事業は、一部販路の商流変更で販売台数が減少するが、移転・改装などの店舗機能拡充やＩＣＴの活用、変形労働制の浸透により生産性を高めることで利益を確保する見通し。また、ソリューション事業は、法人需要の拡大から販売台数・サービス獲得ともに増加を見込む。一方、決済サービス事業他では、プリペイド決済市場の成長を受け、「デジタル版ＱＵＯカード」という新たな収益基盤の創出を目指す。年間配当は前期比１８円増の７３円を予定している。

　１８年３月期業算は、売上高５５２７億７１００万円（前の期比０．２％増）、営業利益１４４億５７００万円（同１．３％増）、純利益１０１億６１００万円（同４．８％増）だった。

出所：minkabuPRESS