セレス、前期経常を21％上方修正

　セレス <3696> [東証Ｐ] が2月7日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年12月期の連結経常利益を従来予想の10億円→12.1億円(前の期は6.7億円)に21.0％上方修正し、増益率が47.3％増→78.2％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4.6億円→6.7億円(前年同期は4.3億円)に44.8％増額し、増益率が7.8％増→56.1％増に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高はおおむね想定通りに着地する見通しです。営業利益につきましては、ポイントサイト モッピーにおいて前年からの原価の期ずれによる粗利率の悪化が続いておりましたが、第4四半期にモッピーの売上高が好調だったことにより想定を上回って粗利率の回復が見られたため前回予想を上回る見通しです。また、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては営業増益に加え、同期間に暗号資産市場に復調の兆しが見られ、ビットバンク株式会社の持分法による投資利益を計上できる見込みであることにより、前回予想を上回る見通しです。これらの結果、2023年11月８日に開示した業績予想を修正いたします。※ 上記の各数値は、本資料発表日現在において入手可能な情報から得られた判断に基づいており、実際の業績は、様々な要因により記載の予想数値とは異なる結果となる可能性があります。