カルタＨＤ、前期経常を26％下方修正

　ＣＡＲＴＡ　ＨＯＬＤＩＮＧＳ <3688> [東証Ｐ] が2月2日大引け後(15:00)に業績修正を発表。22年12月期の連結経常利益を従来予想の41億円→30.3億円(前の期は56.1億円)に26.0％下方修正し、減益率が27.0％減→45.9％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の16.4億円→5.7億円(前年同期は23.1億円)に64.9％減額し、減益率が29.1％減→75.1％減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高につきましては、マーケティングソリューション事業及びアドプラットフォーム事業において、マクロ環境の影響等により一部の広告主からの出稿意欲の減退があったことに加え、コンシューマー事業において、ゲームパブリッシング領域での新規タイトルが想定を大きく下回ったことにより、前回発表予想を下回る見込みとなっております。販売管理費につきましては、広告宣伝費を中心に抑制を図ったものの、上記の売上高の減少を補うには至らず、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益及びEBITDAにつきましても、前回発表予想を下回る見込みとなっております。なお、配当金につきましては、1株当たり中間配当27円及び期末配当27円の合計54円を予想しており、2022年8月12日に公表した内容からの変更はございません。（将来に関する記述等についてのご注意）本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、当社が本資料の発表日現在において入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。