ブイキューブ、今期経常を98％下方修正、配当も無配転落

　ブイキューブ <3681> [東証Ｐ] が8月10日大引け後(15:30)に決算を発表。23年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比85.6％減の9100万円に大きく落ち込み、従来予想の3億2000万円を下回って着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の6億円→1000万円(前期は6億1200万円)に98.3％下方修正し、減益率が2.0％減→98.4％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常損益は8100万円の赤字(前年同期は2100万円の赤字)に赤字幅が拡大する計算になる。

　業績悪化に伴い、従来4円を計画していた期末一括配当を見送り、5期ぶりに無配転落(前期は4円)とする方針とした。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比95.8％減の1100万円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の9.4％→0.5％に急悪化した。

株探ニュース