クロスマーケがカイ気配、６月中間期営業利益予想を９１％増へ上方修正

　クロス・マーケティンググループ<3675.T>が朝方からカイ気配のまま気配値を切り上げる展開となっている。１４日の取引終了後、第２四半期累計（１～６月）連結業績見通しについて、売上高を従来予想の６８億８６００万円（前年同期比７０．４％増）で据え置きつつ、営業利益を同２億７５００万円から４億８０００万円（同９１．２％増）へ、純利益を同１億５０００万円から４億４０００万円（同３．９倍）へ上方修正したことを好感した買いが入っている。国内リサーチ事業の計画を保守的に見直した一方、海外事業やＩＴソリューション事業、その他の事業の売り上げ進捗を計画に反映させたことで売上高は計画を据え置いたが、これによる粗利率の増加や人件費の減少などがあり、営業利益を増額するという。また、関連会社のリサーチアンドディベロプメントの株式を追加取得したことに伴い負ののれん発生益が生じたことなども寄与する。

クロスマーケの株価は９時１１分現在４５１円（△３２円）カイ気配


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）