ブロードリーフグループのSpiralMindが参画する「インターネットITS協議会」他、複数の団体の共同提案が社会技術研究開発センターの推進する社会技術研究開発事業の2023年度プロジェクトに採択

　株式会社ブロードリーフ (本社：東京都品川区、代表取締役社長：大山 堅司、以下 ブロードリーフ)のグループ会社である株式会社SpiralMind(本社：東京都品川区、代表取締役：鎌田卓、以下 SpiralMind)が参画する「インターネットITS協議会※1」や名古屋大学をはじめとする複数の大学、研究機関、大磯地方創生事業推進コンソーシアム、神奈川県大磯町など幅広い関係者の方々との議論を通じ共同で行った提案が、2023年9月29日（金）、社会技術研究開発センター(文部科学省が所管する国立研究開発法人 科学技術振興機構※2のシンクタンク部門。以下、RISTEX)が推進する社会技術研究開発事業である『SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム（社会的孤立・孤独の予防と多様な社会的ネットワークの構築）』において、2023年度プロジェクトとして、採択されました。


科学技術振興機構プレスリリース：社会技術研究開発事業における 2023年度新規採択プロジェクトの決定について　https://www.jst.go.jp/pr/info/info1642/pdf/info1642.pdf
(採択プロジェクト名 『サービス・モビリティと多形態コミュニティの繋がりによる社会的孤立・孤独予防モデル』)
※1：次世代インターネット技術を基礎としたITSの共通基盤の構築による、ITSビジネスの創出・活性化、及びグローバルな標準化活動
に貢献するための産学官にまたがるオープンな情報共有、意見交換を行う組織。
※2：科学技術・イノベーション基本計画の中核的な役割を担う機関であり、科学技術の振興を図ることを目的とする国立研究開発法人。科学技術の振興と社会的課題の解決のために、国内外の大学・研究機関、産業界等と連携した多様な事業を総合的に実施し、社会の持続的な発展と科学技術・イノベーションの創出に貢献している。

【本プロジェクト採択の背景】　
　現在、社会的孤立・孤独を生まない社会的仕組みを創るという、抜本的な予防としての一次予防（中長期的にはゼロ次予防に向かうものとして）、社会的孤立・孤独の個人的なリスクのみならず、社会の集合的な帰結に対する取り組みや、世代や属性に共通する要因に着目した横断的なアプローチの取り組みが強く求められています。


　このたび、RISTEXが推進する社会技術研究事業のひとつである『SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム（社会的孤立・孤独の予防と多様な社会的ネットワークの構築）』に採択された本プロジェクトは、情報技術やモビリティ技術をツールとして活用し、時間、および空間の制約に縛られず、偶発的な出会いと愛着を誘引する孤立・孤独を生まない新たな社会像を描き、その実現を目指すものです。


【本プロジェクトの概要】
　本プロジェクトでは以下のことに取り組みます。
１.　孤立・孤独のメカニズムの理解として、新たな情報やコミュニティーに対する人々の接触機会および参与姿勢を主観・客観的なデータの収集・分析により測り、孤立・孤独感の尺度との関係性を明らかにするとともに、その孤立・孤独のリスク指標化と可視化を試みる。

２.　１.の理解に基づき、偶発的な出会いと愛着を誘引するため、「ポータル」としてオンライン・オフラインの多形態のコミュニティーへと接続することが可能な地域の住民が集える「場」と、地域を巡るサービス・モビリティ（移動販売車、移動図書館、移動健診車など）を活用した孤立・孤独予防モデルを構築し、大磯町において実証を行う。


本プロジェクトを通して、「多様なつながりを絶えず増やしていくことが、個人の人生や地域のレジリエンス向上に必要である」という意識を住民、企業、行政、専門家、支援団体など全員が共有し、それを支援することで、地域全体に社会的孤立・孤独の一次予防的機能を内包することを図ります。


　本プロジェクトに参加するSpiralMindは、誰でも意識せずに活用できるデジタル社会（アンビエント・メタバース）の研究開発における様々な知見をもとに、多種多様な個人の選好に対応する現実社会（フィジカル空間）と仮想空間（サイバー空間）を融合した仕組みづくりや、情報技術やモビリティ技術により、時間、および空間の制約に縛られず、偶発的な出会いと愛着を誘因するコミュニティへ接続する孤立・孤独予防モデルの開発を支援してまいります。

【株式会社SpiralMindについて】
　SpiralMindは“人間らしさを生かしたデジタル社会の創造” をコンセプトに Mixed Reality技術やAI技術を応用した未来のワークスタイルを主な研究領域とするオープンイノベーションラボを運営しています。様々な先端技術を誰でも、意識せずに活用できるデジタル社会（アンビエント・メタバース）を中心に、様々な社会実証実験の研究開発支援を行い、未来のライフスタイルを創造しています。

【株式会社ブロードリーフについて】
　ブロードリーフは、環境変化をビジネスチャンスへと導くITソリューションを提供しています。モビリティ産業におけるオンリーワンのプラットフォームカンパニーとして、SaaSのほか、マーケットプレイス型サービスを展開しています。また独自開発のクラウド共通基盤は高い拡張性を有することから、ブロードリーフのSaaSは進化を続けます。そしてさまざまなプレイヤーが集うデジタルビジネスプラットフォームへと変貌してまいります。

【株式会社SpiralMind 概要】
本社所在地　 ：東京都品川区東品川四丁目13‐14 グラスキューブ品川8階
オープンラボ「HoloDrive」 所在地 ：東京都渋谷区神宮前5-39-7 ブルーム表参道101
代表取締役 ：鎌田 卓
URL　　　　 ：https://spiralmind.jp/


【株式会社ブロードリーフ 概要】
本社所在地 ：東京都品川区東品川四丁目13‐14 グラスキューブ品川8階
代表取締役社長 ：大山 堅司
URL ：https://www.broadleaf.co.jp/