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<動意株・15日>(大引け)=MCJ、平田機工、DICなど
MCJ<6670.T>=急伸。14日の取引終了後に発表した20年3月期連結決算が、売上高1537億3400万円(前の期比12.0%増)、営業利益137億600万円(同41.5%増)、純利益75億2700万円(同13.1%増)と大幅増益となり、営業利益は4期連続で最高益を更新したことが好感されている。第3四半期における台風19号の影響や第4四半期における新型コロナウイルス感染症の影響にも関わらず、国内パソコン関連事業が好調に推移したことが牽引した。なお、21年3月期業績予想は、現時点で合理的に算定することが困難であるとして未定としている。
平田機工<6258.T>=大幅反発。同社は14日取引終了後に、20年3月期通期の連結決算を発表。営業利益は前の期比56.2%減の27億3600万円となったが、従来予想の21億円から上振れて着地したことが好感されているようだ。売上高は同15.1%減の656億1200万円(従来予想は620億円)となった。一部子会社の売上高が想定を上回ったほか、原価低減活動や採算性の高い案件の増加などが主な押し上げ要因だとしている。なお、21年3月期通期の連結業績予想については、新型コロナウイルス感染拡大の影響が見極めにくいとして未定としている。
DIC<4631.T>が後場急動意している。正午ごろに発表した第1四半期(1~3月)連結決算が、売上高1816億5500万円(前年同期比4.7%減)、営業利益99億2400万円(同22.7%増)と、大幅営業増益となったことが好感されている。新型コロナウイルスの感染拡大により経済活動が制限されるなか、出版用インキや化粧品用顔料などで出荷が落ち込み売上高は減少したが、生活必需品である食品包装分野や5Gに関連した半導体分野などで関連する製品の出荷が堅調に推移したことに加え、原料価格の低下を含めたコスト削減効果で大幅増益を確保した。なお、純利益は買収関連の一時費用が発生し、46億500万円(同13.2%減)と減益となった。なお、20年12月期通期業績予想は、売上高8100億円(前期比5.4%増)、営業利益450億円(同8.9%増)、純利益235億円(同横ばい)の従来見通しを据え置いている。
ソフトマックス<3671.T>=急伸。14日取引終了後に発表した20年12月期第1四半期(1~3月)の経常利益(非連結)は前年同期比2倍の1億1900万円に急拡大しており、これが材料視された。医療分野のICT化進展などによる医療機関の堅調なIT投資ニーズを背景に、電子カルテを主力とした医療情報システムの提供が伸び、売上高は10億8000万円となった。経常利益は上期計画の6300万円をすでに大きく上回っており、業績上振れを期待する買いが向かったようだ。
カヤック<3904.T>=ストップ高。14日の取引終了後に発表した第1四半期(1~3月)連結決算が、売上高24億円(前年同期比72.3%増)、営業利益1億2600万円(前年同期1億1600万円の赤字)、最終利益8700万円(同9700万円の赤字)となった。主力のゲーム事業で、「Park Master」のダウンロード数が全世界で3200万を超えるなど好調に推移したことに加えて、子会社カヤックアキバスタジオでの受託ゲーム開発が拡大基調にあることも寄与した。また、新型コロナウイルスの感染拡大予防による政府のイベント中止・延期要請を受けて、オンライン上でのゲームイベントが拡大していることから、ゲームコミュニティー事業も好調だった。なお、20年12月期通期業績予想は、売上高71億円(前期比11.2%増)、営業利益2億円(前期5億3500万円の赤字)、最終利益7000万円(同3億400万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
平田機工<6258.T>=大幅反発。同社は14日取引終了後に、20年3月期通期の連結決算を発表。営業利益は前の期比56.2%減の27億3600万円となったが、従来予想の21億円から上振れて着地したことが好感されているようだ。売上高は同15.1%減の656億1200万円(従来予想は620億円)となった。一部子会社の売上高が想定を上回ったほか、原価低減活動や採算性の高い案件の増加などが主な押し上げ要因だとしている。なお、21年3月期通期の連結業績予想については、新型コロナウイルス感染拡大の影響が見極めにくいとして未定としている。
DIC<4631.T>が後場急動意している。正午ごろに発表した第1四半期(1~3月)連結決算が、売上高1816億5500万円(前年同期比4.7%減)、営業利益99億2400万円(同22.7%増)と、大幅営業増益となったことが好感されている。新型コロナウイルスの感染拡大により経済活動が制限されるなか、出版用インキや化粧品用顔料などで出荷が落ち込み売上高は減少したが、生活必需品である食品包装分野や5Gに関連した半導体分野などで関連する製品の出荷が堅調に推移したことに加え、原料価格の低下を含めたコスト削減効果で大幅増益を確保した。なお、純利益は買収関連の一時費用が発生し、46億500万円(同13.2%減)と減益となった。なお、20年12月期通期業績予想は、売上高8100億円(前期比5.4%増)、営業利益450億円(同8.9%増)、純利益235億円(同横ばい)の従来見通しを据え置いている。
ソフトマックス<3671.T>=急伸。14日取引終了後に発表した20年12月期第1四半期(1~3月)の経常利益(非連結)は前年同期比2倍の1億1900万円に急拡大しており、これが材料視された。医療分野のICT化進展などによる医療機関の堅調なIT投資ニーズを背景に、電子カルテを主力とした医療情報システムの提供が伸び、売上高は10億8000万円となった。経常利益は上期計画の6300万円をすでに大きく上回っており、業績上振れを期待する買いが向かったようだ。
カヤック<3904.T>=ストップ高。14日の取引終了後に発表した第1四半期(1~3月)連結決算が、売上高24億円(前年同期比72.3%増)、営業利益1億2600万円(前年同期1億1600万円の赤字)、最終利益8700万円(同9700万円の赤字)となった。主力のゲーム事業で、「Park Master」のダウンロード数が全世界で3200万を超えるなど好調に推移したことに加えて、子会社カヤックアキバスタジオでの受託ゲーム開発が拡大基調にあることも寄与した。また、新型コロナウイルスの感染拡大予防による政府のイベント中止・延期要請を受けて、オンライン上でのゲームイベントが拡大していることから、ゲームコミュニティー事業も好調だった。なお、20年12月期通期業績予想は、売上高71億円(前期比11.2%増)、営業利益2億円(前期5億3500万円の赤字)、最終利益7000万円(同3億400万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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