パピレス、上期経常は一転17％増益で上振れ着地

　パピレス <3641> [東証Ｓ] が11月10日大引け後(15:30)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比17.1％増の4億円に伸び、従来の64.9％減益予想から一転して増益で着地。
　通期計画の8.4億円に対する進捗率は47.9％となり、5年平均の45.9％とほぼ同水準だった。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比49.1％減の4.3億円に落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比34.9％増の1.7億円に拡大したが、売上営業利益率は前年同期の2.0％→1.2％に悪化した。

株探ニュース