三菱総研、今期経常を6％上方修正・2期ぶり最高益、配当も5円増額

　三菱総合研究所 <3636> [東証Ｐ] が4月28日大引け後(16:00)に決算を発表。22年9月期第2四半期累計(21年10月-22年3月)の連結経常利益は前年同期比54.9％増の100億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の82億円→87億円(前期は75.6億円)に6.1％上方修正し、増益率が8.4％増→15.0％増に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常損益は13.1億円の赤字(前年同期は11億円の黒字)に転落する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の120円→125円(前期は115円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比13.3％増の77.6億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の18.6％→17.4％に低下した。

株探ニュース