コーエテクモが新値追い、第１四半期純利益４５％増を好感、スマホゲーム課金収入増など

　コーエーテクモホールディングス<3635.T>が新値追い。２８日の取引終了後、第１四半期（４～６月）連結決算を発表しており、売上高６３億２０００万円（前年同期比２．８％減）、営業利益４億７０００万円（同１０．６倍）、純利益１３億６１００万円（同４５．０％増）と大幅増益となったことを好感。一部タイトルが発売延期となった影響で減収となったものの、オンライン・モバイル事業でスマートフォン向けゲームの課金収入が増加したことに加えて、パチンコ・パチスロ機の液晶ソフト受託開発が順調に進捗したＳＰ事業が伸長したことが増益に寄与。また、開発体制を効率化し採算が改善したことも大きく貢献したとしている。
　なお、１５年３月期通期業績予想は売上高３８０億円（前期比１．１％増）、営業利益８０億円（同１２．０％増）、純利益７０億円（同０．９％増）の従来予想を据え置いている。

コーエテクモの株価は９時３１分現在１５６６円（△８３円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）