コーテクＨＤ、今期経常を32％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も28.5円増額

　コーエーテクモホールディングス <3635> が1月25日大引け後(16:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.6倍の298億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の250億円→330億円(前期は188億円)に32.0％上方修正し、増益率が32.5％増→74.9％増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の97.1億円→177億円(前年同期は127億円)に82.4％増額し、一転して38.5％増益計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の71.5円→100円(前期は61円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比2.8倍の145億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の29.6％→52.5％に急上昇した。

株探ニュース