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ネットイヤーグループのニュース
*12:46JST ネットイヤー Research Memo(6):財務内容は健全、事業拡大のためのアライアンス戦略も視野に入れる
■業績動向
3. 財務状況と経営指標
ネットイヤーグループ<3622>の2023年3月期末の財務状況を見ると、総資産は前期末比54百万円増加の3,176百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産では現金及び預金が257百万円増加し、売上債権が48百万円、前払費用が23百万円減少した。固定資産ではソフトウェアが3百万円、投資その他資産が13百万円それぞれ減少した。
負債合計は前期末比122百万円減少の525百万円となった。仕入債務が10百万円、未払費用が27百万円それぞれ増加した一方で、未払法人税等が133百万円減少した。また、純資産は同177百万円増加の2,651百万円となった。当期純利益200百万円の計上と配当金22百万円の支払により利益剰余金が177百万円増加した。
経営指標を見ると、自己資本比率は前期末の79.2%から83.5%に上昇し、無借金経営で現金及び預金も2,220百万円と過去最高水準に積み上がっていることから、財務内容は健全な状態にあると判断される。一方、収益性については営業利益率で前期比1.2ポイント上昇の7.2%と2015年3月期以来の水準まで向上した。今後はさらなる成長に必要となる人材の採用・育成や、M&A・アライアンス戦略による新規事業領域への展開なども選択肢として検討している。対象としては、EC、AI、ビッグデータ領域の技術リソースを持った会社となるが、NTTデータと共同でアライアンス戦略を推進していく可能性もある。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<SI>
3. 財務状況と経営指標
ネットイヤーグループ<3622>の2023年3月期末の財務状況を見ると、総資産は前期末比54百万円増加の3,176百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産では現金及び預金が257百万円増加し、売上債権が48百万円、前払費用が23百万円減少した。固定資産ではソフトウェアが3百万円、投資その他資産が13百万円それぞれ減少した。
負債合計は前期末比122百万円減少の525百万円となった。仕入債務が10百万円、未払費用が27百万円それぞれ増加した一方で、未払法人税等が133百万円減少した。また、純資産は同177百万円増加の2,651百万円となった。当期純利益200百万円の計上と配当金22百万円の支払により利益剰余金が177百万円増加した。
経営指標を見ると、自己資本比率は前期末の79.2%から83.5%に上昇し、無借金経営で現金及び預金も2,220百万円と過去最高水準に積み上がっていることから、財務内容は健全な状態にあると判断される。一方、収益性については営業利益率で前期比1.2ポイント上昇の7.2%と2015年3月期以来の水準まで向上した。今後はさらなる成長に必要となる人材の採用・育成や、M&A・アライアンス戦略による新規事業領域への展開なども選択肢として検討している。対象としては、EC、AI、ビッグデータ領域の技術リソースを持った会社となるが、NTTデータと共同でアライアンス戦略を推進していく可能性もある。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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