山喜、上期経常を84％上方修正

　山喜 <3598> [東証２] が10月30日大引け後(15:30)に業績修正を発表。20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の1.8億円→3.3億円(前年同期は1.3億円)に83.9％上方修正し、増益率が36.4％増→2.5倍に拡大する見通しとなった。
　なお、通期の連結経常損益は従来予想の1.5億円の黒字(前期は2.5億円の赤字)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2020年３月期第２四半期連結業績予想につきましては、消費者の節約意識は依然根強い中、夏物商戦の前半は冷夏により販売に盛り上がりが欠け、また豪雨や台風などの自然災害も重なり、 売上高は当初予想に比べ4.7%減となりましたが、当連結期間において、製品コスト削減や人件費等の経費削減などが寄与した事により 営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益は当初予想を上回る結果となりました。　なお、通期業績予想につきましては、売上高は回復感に乏しい傾向が継続するとの見通しから、当第２四半期連結累計期間の実績を踏まえ、当初の予想を修正しておりますが、利益につきましては、製品コストの低減および経費削減の継続から、現段階におきましては当初の予想を変更しておりません。※業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。