為替円安進行を追い風に戻りを試す動きが加速
業種:繊維製品
時価総額:1259億円
PER:16.35倍
PBR:1.51倍
「繊維加工」の技術をベースに、自動車シートの製造販売を主力事業とし、エアバッグやスポーツ用衣料なども手掛ける老舗の繊維メーカー。染色技術とITの融合により、企画から製造、販売まで行う独自の一貫生産ビジネスモデルを確立し、グローバル市場へ差別化商品を展開している。
商品ラインナップは、「ファブリック」「合成皮革」「本革」「エアバック」「加飾」と、車輌内装材全般を網羅し、自動車メーカーの車種開発段階からトータルコーディネートの視点で企画・提案を行い、顧客から高い評価を得ている。米国や中国で自動車用シート素材「クオーレ」をはじめとする差別化商品が大きく伸長している。企業体質改善の効果と米国自動車販売好調で、株価にとっては為替水準の円安進行も追い風となる。
足元の自動車株復調の兆しにつれて、株価はやや持ち直す傾向。決算通過後は売り反応で水準を落としたことから再び下値固めの動きがみられるが需給面ではそれほど悪化している様子はない。戻り売り圧力を制しながら再度レンジ上限にトライする可能性を感じさせる。
時価総額:1259億円
PER:16.35倍
PBR:1.51倍
「繊維加工」の技術をベースに、自動車シートの製造販売を主力事業とし、エアバッグやスポーツ用衣料なども手掛ける老舗の繊維メーカー。染色技術とITの融合により、企画から製造、販売まで行う独自の一貫生産ビジネスモデルを確立し、グローバル市場へ差別化商品を展開している。
商品ラインナップは、「ファブリック」「合成皮革」「本革」「エアバック」「加飾」と、車輌内装材全般を網羅し、自動車メーカーの車種開発段階からトータルコーディネートの視点で企画・提案を行い、顧客から高い評価を得ている。米国や中国で自動車用シート素材「クオーレ」をはじめとする差別化商品が大きく伸長している。企業体質改善の効果と米国自動車販売好調で、株価にとっては為替水準の円安進行も追い風となる。
足元の自動車株復調の兆しにつれて、株価はやや持ち直す傾向。決算通過後は売り反応で水準を落としたことから再び下値固めの動きがみられるが需給面ではそれほど悪化している様子はない。戻り売り圧力を制しながら再度レンジ上限にトライする可能性を感じさせる。