為替円安進行を追い風に戻りを試す動きが加速
「繊維加工」の技術をベースに、自動車シートの製造販売を主力事業とし、エアバッグやスポーツ用衣料なども手掛ける老舗の繊維メーカー。染色技術とITの融合により、企画から製造、販売まで行う独自の一貫生産ビジネスモデルを確立し、グローバル市場へ差別化商品を展開している。
商品ラインナップは、「ファブリック」「合成皮革」「本革」「エアバック」「加飾」と、車輌内装材全般を網羅し、自動車メーカーの車種開発段階からトータルコーディネートの視点で企画・提案を行い、顧客から高い評価を得ている。米国や中国で自動車用シート素材「クオーレ」をはじめとする差別化商品が大きく伸長している。企業体質改善の効果と米国自動車販売好調で、株価にとっては為替水準の円安進行も追い風となる。
足元の自動車株復調の兆しにつれて、株価はやや持ち直す傾向。昨日はようやく75日移動平均線を上回り、2月の戻り高値ブレイクを窺う動きがみられた。一目均衡表で雲抜けが確認されれば晴れて三役好転となり、株高を後押しすることにも期待がもてそう。決算発表をゴールデンウィーク明けの5/8に控えて、「閑散に売りなし」で上値を伸ばしていけるかに注目。
業種:卸売業
時価総額:1358億円
PER:19.13倍
PBR:1.17倍
11:20追記 出来高を伴いつつ、2月の直近高値まで迫る。まずは2145円の上抜けを目指したい。
商品ラインナップは、「ファブリック」「合成皮革」「本革」「エアバック」「加飾」と、車輌内装材全般を網羅し、自動車メーカーの車種開発段階からトータルコーディネートの視点で企画・提案を行い、顧客から高い評価を得ている。米国や中国で自動車用シート素材「クオーレ」をはじめとする差別化商品が大きく伸長している。企業体質改善の効果と米国自動車販売好調で、株価にとっては為替水準の円安進行も追い風となる。
足元の自動車株復調の兆しにつれて、株価はやや持ち直す傾向。昨日はようやく75日移動平均線を上回り、2月の戻り高値ブレイクを窺う動きがみられた。一目均衡表で雲抜けが確認されれば晴れて三役好転となり、株高を後押しすることにも期待がもてそう。決算発表をゴールデンウィーク明けの5/8に控えて、「閑散に売りなし」で上値を伸ばしていけるかに注目。
業種:卸売業
時価総額:1358億円
PER:19.13倍
PBR:1.17倍
11:20追記 出来高を伴いつつ、2月の直近高値まで迫る。まずは2145円の上抜けを目指したい。