決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】 … Ｔ－ＢＡＳＥ、ＲＰＡ、バロック (4月15日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の4月12日から15日の決算発表を経て16日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ＲＰＡ <6572>
　19年2月期の連結経常利益は前の期比2.0倍の9億円に伸び、20年2月期も前期比71.9％増の15.6億円に拡大を見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.2　Ｔ－ＢＡＳＥ <3415>
　19年2月期の経常利益(非連結)は前の期比10.6％減の14.1億円になったが、20年2月期は前期比29.5％増の18.2億円に拡大を見込み、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.4　ベルク <9974>
　19年2月期の連結経常利益は前の期比4.1％増の103億円になり、20年2月期も前期比1.4％増の105億円に伸びを見込み、13期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6572> ＲＰＡ 　　　　東１ 　 +19.36 　　4/15　本決算　　　 71.92
<3415> Ｔ－ＢＡＳＥ 　東１ 　 +16.71 　　4/15　本決算　　　 29.50
<3548> バロック 　　　東１　　 +2.29 　　4/15　本決算　　　　　－
<9974> ベルク 　　　　東１　　 +2.20 　　4/15　本決算　　　　1.38

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした16日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。

株探ニュース