決算マイナス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … 東宝、サムティ、久光薬 (4月13日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の4月12日から13日の決算発表を経て14日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.4　フィルＣ <3267>
　23年11月期第1四半期(22年12月-23年2月)の連結経常損益は9000万円の赤字(前年同期は7500万円の赤字)に赤字幅が拡大した。

▲No.5　アステナＨＤ <8095>
　23年11月期第1四半期(22年12月-23年2月)の連結経常損益は6300万円の赤字(前年同期は6億5900万円の黒字)に転落した。

▲No.6　住江織 <3501>
　23年5月期の連結最終利益を従来予想の5億円→2億円(前期は2.8億円)に60.0％下方修正し、一転して28.8％減益見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<4439> 東名 　　　　　東Ｐ 　 -18.76 　　4/13　　上期　　　　黒転
<3922> ＰＲＴＩＭＥ 　東Ｐ 　 -13.45 　　4/13　本決算　　　 23.91
<7420> 佐鳥電機 　　　東Ｐ　　 -9.19 　　4/13　　　3Q　　　 18.88
<3267> フィルＣ 　　　東Ｐ　　 -7.39 　　4/13　　　1Q　　　　赤拡
<8095> アステナＨＤ 　東Ｐ　　 -4.47 　　4/13　　　1Q　　　　赤転

<3501> 住江織 　　　　東Ｐ　　 -3.41 　　4/13　　　3Q　　　-24.05
<8203> ＭｒＭａｘ 　　東Ｐ　　 -3.19 　　4/13　本決算　　　-15.98
<3201> ニッケ 　　　　東Ｐ　　 -2.50 　　4/13　　　1Q　　　-23.30
<9602> 東宝 　　　　　東Ｐ　　 -2.48 　　4/13　本決算　　　-10.07
<9765> オオバ 　　　　東Ｐ　　 -2.30 　　4/13　　　3Q　　　　0.43

<4530> 久光薬 　　　　東Ｐ　　 -1.32 　　4/13　本決算　　　 -9.04
<2305> スタ・アリス 　東Ｐ　　 -1.20 　　4/13　本決算　　　　2.52
<3244> サムティ 　　　東Ｐ　　 -0.28 　　4/13　　　1Q　　　　赤縮

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした14日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース