住江織、今期最終を一転29％減益に下方修正、配当も15円減額

　住江織物 <3501> [東証Ｐ] が4月13日大引け後(16:00)に決算を発表。23年5月期第3四半期累計(22年6月-23年2月)の連結最終損益は6.8億円の赤字(前年同期は3.3億円の赤字)に赤字幅が拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の5億円→2億円(前期は2.8億円)に60.0％下方修正し、一転して28.8％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した12-5月期(下期)の連結最終利益も従来予想の11.8億円→8.8億円(前年同期は2.3億円)に25.3％減額し、増益率が5.1倍→3.8倍に縮小する計算になる。

　業績悪化に伴い、今期の年間配当を従来計画の70円→55円(前期は70円)に減額修正した。

　直近3ヵ月の実績である12-2月期(3Q)の連結最終損益は700万円の黒字(前年同期は3.8億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-0.7％→1.3％に改善した。

株探ニュース