決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … ベイカレント、サインポスト、北の達人 (10月14日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の10月13日から14日の決算発表を経て17日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　セラク <6199>
　22年8月期の連結経常利益は前の期比21.9％減の14.3億円になったが、23年8月期は前期比11.6％増の16億円に伸びる見通しとなった。

★No.3　北の達人 <2930>
　23年2月期の連結経常利益を従来予想の10億円→12.6億円(前期は21億円)に25.6％上方修正し、減益率が52.3％減→40.1％減に縮小する見通しとなった。

★No.4　テラスカイ <3915>
　23年2月期の連結最終損益を従来予想の2億2300万円の赤字→1億5000万円の黒字(前期は3億0600万円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6199> セラク 　　　　東Ｐ 　 +25.23 　 10/14　本決算　　　 11.58
<9945> プレナス 　　　東Ｐ 　 +21.85 　 10/14　　上期　　　　1.39
<2930> 北の達人 　　　東Ｐ 　 +21.63 　 10/14　　上期　　　-45.73
<3915> テラスカイ 　　東Ｐ 　 +20.73 　 10/14　　上期　　　 31.23
<6572> ＲＰＡ 　　　　東Ｐ 　 +18.95 　 10/14　　上期　　　　赤転

<8203> ＭｒＭａｘ 　　東Ｐ　　 +4.92 　 10/14　　上期　　　　5.78
<6814> 古野電 　　　　東Ｐ　　 +4.61 　 10/14　　上期　　　-47.55
<3996> サインポスト 　東Ｐ　　 +4.03 　 10/14　　上期　　　　赤縮
<6532> ベイカレント 　東Ｐ　　 +3.76 　 10/14　　上期　　　 32.68
<7035> アンファク 　　東Ｐ　　 +3.63 　 10/14　本決算　　　　黒転

<7420> 佐鳥電機 　　　東Ｐ　　 +2.93 　 10/14　　　1Q　　　 23.05
<2294> 柿安本店 　　　東Ｐ　　 +2.09 　 10/14　　上期　　　 11.64
<3030> ハブ 　　　　　東Ｐ　　 +1.73 　 10/14　　上期　　　　赤縮
<9837> モリト 　　　　東Ｐ　　 +1.54 　 10/14　　　3Q　　　 38.76
<3501> 住江織 　　　　東Ｐ　　 +1.09 　 10/14　　　1Q　　　　赤縮

<3091> ブロンコＢ 　　東Ｐ　　 +0.41 　 10/14　　　3Q　　　-31.68

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした17日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース