ＧＡ　ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｉｅｓを見直したい。

　同社は中古不動産と購入希望者をマッチングする流通プラットフォーム「ＲＥＮＯＳＹ（リノシー）」が主力。９月１１日に発表した第３四半期累計（１８年１１月～１９年７月）連結業績が、営業利益４億５３００万円と、通期計画に対する進捗率が４３％と低いことなどから株価は急落したが、会社側によると、減益は好調な業績を踏まえての投資計画を前倒しで進めていることが要因。第４四半期（８～１０月）は回収フェーズに入ることから、通期予想の営業利益１０億４１００万円（日本基準、ＩＦＲＳ１２億１００万円）は達成可能としている。

　エージェント（営業員）数の増加ペースが早まり第４四半期に戦力化することや、中古マンション需要の増加で「ＲＥＮＯＳＹ」会員数が増え、成約数も引き続き順調に拡大していることなどが業績を牽引する。また、子会社イタンジの技術を活用した投資用不動産以外（賃貸、中古不動産売買／リノベーション、不動産派生領域）の事業の本格的な立ち上がりや、他社との協業で中期的な成長も期待でき、２０年１０月期営業利益を１５億円強と見込む調査機関もある。（温羅）

出所：minkabuPRESS