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*13:45JST フェイスNW Research Memo(5):2025年3月期は大型物件の販売で大幅な増収増益を見込む
■今後の見通し
● 2025年3月期の業績見通し
フェイスネットワーク<3489>の2025年3月期の業績は、売上高で前期比48.1%増の33,000百万円、営業利益で同105.7%増の4,300百万円、経常利益で同124.1%増の4,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同186.2%増の2,700百万円を見込んでいる。
2024年3月期に販売できなかった大型物件は2025年3月期の計画に織り込まれており、不動産商品17件と建築商品17件、合計34件の販売が予定されている。足元では43件のプロジェクトが進行中であり、内訳は世田谷30件、目黒4件、渋谷2件、その他7件となっている。純金融資産保有額の階層別に見た保有資産規模の推移では、富裕層・超富裕層が顕著に増加している。一定の富裕層の間では賃貸の手軽さや利便性を求める需要が増加傾向にあり、これに対応して高級賃貸レジデンスが開発されているものの、絶対数が不足している。また、相続税の課税割合は2011年から2022年の11年間で4.1%から9.6%へと増加しており、課税対象者の増加に伴い、資産承継に対する不動産の活用ニーズも高まっている。これらの需要に対応するため、同社では金融機関との連携を強化し、顧客ニーズに合った優良な投資物件の提案を推進していく。加えて、物件価値向上に向けた取り組みとして、物件開発におけるデザインコンセプトに「ウェルビーイング」を掲げ、具体的なテーマとして9つの指針を策定している。最先端の技術を有する様々な企業との連携により、「ウェルビーイングな暮らしが実現できる」賃貸マンションとして物件価値の向上を目指す。また、「GranDuo」に続く「新しい暮らし方」を提案する商品として、高級賃貸レジデンス「THE GRANDUO」と高級戸建邸宅「THE GRAN HAUS」の開発を進めている。これらはデザインと居住性の両立、上質な暮らしにこだわった設備、ウェルビーイングな暮らしを実現する様々な体験価値が得られる住空間として提供されている。そのほか、大型物件の開発推進により物件当たりの収益性向上と物件開発の効率化を図る。国内外の機関投資家や法人需要の増加に伴い大型物件の需要が拡大しており、1物件当たりの収益は2025年3月期には約12.1億円まで拡大する計画である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 茂木稜司)
<SI>
● 2025年3月期の業績見通し
フェイスネットワーク<3489>の2025年3月期の業績は、売上高で前期比48.1%増の33,000百万円、営業利益で同105.7%増の4,300百万円、経常利益で同124.1%増の4,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同186.2%増の2,700百万円を見込んでいる。
2024年3月期に販売できなかった大型物件は2025年3月期の計画に織り込まれており、不動産商品17件と建築商品17件、合計34件の販売が予定されている。足元では43件のプロジェクトが進行中であり、内訳は世田谷30件、目黒4件、渋谷2件、その他7件となっている。純金融資産保有額の階層別に見た保有資産規模の推移では、富裕層・超富裕層が顕著に増加している。一定の富裕層の間では賃貸の手軽さや利便性を求める需要が増加傾向にあり、これに対応して高級賃貸レジデンスが開発されているものの、絶対数が不足している。また、相続税の課税割合は2011年から2022年の11年間で4.1%から9.6%へと増加しており、課税対象者の増加に伴い、資産承継に対する不動産の活用ニーズも高まっている。これらの需要に対応するため、同社では金融機関との連携を強化し、顧客ニーズに合った優良な投資物件の提案を推進していく。加えて、物件価値向上に向けた取り組みとして、物件開発におけるデザインコンセプトに「ウェルビーイング」を掲げ、具体的なテーマとして9つの指針を策定している。最先端の技術を有する様々な企業との連携により、「ウェルビーイングな暮らしが実現できる」賃貸マンションとして物件価値の向上を目指す。また、「GranDuo」に続く「新しい暮らし方」を提案する商品として、高級賃貸レジデンス「THE GRANDUO」と高級戸建邸宅「THE GRAN HAUS」の開発を進めている。これらはデザインと居住性の両立、上質な暮らしにこだわった設備、ウェルビーイングな暮らしを実現する様々な体験価値が得られる住空間として提供されている。そのほか、大型物件の開発推進により物件当たりの収益性向上と物件開発の効率化を図る。国内外の機関投資家や法人需要の増加に伴い大型物件の需要が拡大しており、1物件当たりの収益は2025年3月期には約12.1億円まで拡大する計画である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 茂木稜司)
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