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ジェイ・エス・ビーのニュース
ジェイ・エス・ビー<3480>は14日、2022年10月期連結決算を発表した。売上高は前期比9.7%増の579.22億円、営業利益は同18.3%増の63.12億円、経常利益は同19.0%増の61.89億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同32.3%増の43.03億円となった。
不動産賃貸管理事業の売上高は前年同期比9.9%増の544.33億円、セグメント利益は同17.1%増の77.80億円となった。物件管理戸数は順調に増加し当初計画を上回った(前期比4,665戸増 80,611戸 4月末現在)。また、オンラインによる非対面での営業活動の定着もみられ、入居率は前年に引き続き高水準を確保した(99.9% 4月末現在)。この結果、学生マンションの家賃収入をはじめとする各種不動産賃貸関連サービスにおける売上高は順調に推移した。費用面では、借上物件の管理戸数増加による保証家賃の増加、人員数の増加による人件費の増加、自社所有物件の増加に伴う減価償却費の増加、食事付き学生マンションの積極展開による食材仕入等、同社グループの業容拡大に伴う費用負担がそれぞれ増加している。
高齢者住宅事業の売上高は同2.3%増の28.66億円、セグメント利益は同26.3%減の2.60億円となった。当年度は、2021年10月にオープンした「グランメゾン迎賓館豊中刀根山」による売上高の増加はあったが、第1四半期における新型コロナウイルス感染症の感染拡大傾向への懸念から、高齢者施設に入居する時期を先延ばしにするといった一時的に入居を控える動き等の影響が尾を引き、同社の運営する高齢者施設の稼働率は足もとの状況では改善がみられたが、全体的に弱含みの状態で推移した。費用面では派遣社員の利用増加に伴い人件費が増加した。また、京都銀行の社会的課題の解決に資する事業へ充当することを目的とした「ソーシャルローン」の枠組みを利用した資金調達を行い、同社の運営する「グランメゾン迎賓館京都桂川」を取得した。社会的課題の解決に貢献することはもとより、従来の一括借上契約による運営から自社所有物件としての運営へ移行することにより、運営体制の効率化を図り、利益率の向上へ向けた取り組みも進めている。
その他の売上高は同33.5%増の6.22億円、セグメント損失は0.59億円(前年同期は1.72億円の損失)となった。日本語学校事業では、新型コロナウイルス感染症の断続的な感染再拡大に伴う入国制限の長期化の影響を受け、待機留学生の発生、受け入れ時期の遅延から事業収益は低調な状況で推移していたが、政府による水際対策の緩和等を受け、留学生の受け入れも再開する運びとなり、特に第3四半期において事業収益は大幅に改善した。一方では、留学生の入国時に係る隔離費用等のコスト負担もあったため、前年度に比べ改善はみられたが、依然として弱含みの状況となっている。第0新卒事業を運営するスタイルガーデンは、年間を通じて当初計画を上回る順調なペースで推移した。
2023年10月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比9.1%増の631.81億円、営業利益が同7.5%増の67.83億円、経常利益が同7.3%増の66.39億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.7%増の44.21億円を見込んでいる。
<SI>
不動産賃貸管理事業の売上高は前年同期比9.9%増の544.33億円、セグメント利益は同17.1%増の77.80億円となった。物件管理戸数は順調に増加し当初計画を上回った(前期比4,665戸増 80,611戸 4月末現在)。また、オンラインによる非対面での営業活動の定着もみられ、入居率は前年に引き続き高水準を確保した(99.9% 4月末現在)。この結果、学生マンションの家賃収入をはじめとする各種不動産賃貸関連サービスにおける売上高は順調に推移した。費用面では、借上物件の管理戸数増加による保証家賃の増加、人員数の増加による人件費の増加、自社所有物件の増加に伴う減価償却費の増加、食事付き学生マンションの積極展開による食材仕入等、同社グループの業容拡大に伴う費用負担がそれぞれ増加している。
高齢者住宅事業の売上高は同2.3%増の28.66億円、セグメント利益は同26.3%減の2.60億円となった。当年度は、2021年10月にオープンした「グランメゾン迎賓館豊中刀根山」による売上高の増加はあったが、第1四半期における新型コロナウイルス感染症の感染拡大傾向への懸念から、高齢者施設に入居する時期を先延ばしにするといった一時的に入居を控える動き等の影響が尾を引き、同社の運営する高齢者施設の稼働率は足もとの状況では改善がみられたが、全体的に弱含みの状態で推移した。費用面では派遣社員の利用増加に伴い人件費が増加した。また、京都銀行の社会的課題の解決に資する事業へ充当することを目的とした「ソーシャルローン」の枠組みを利用した資金調達を行い、同社の運営する「グランメゾン迎賓館京都桂川」を取得した。社会的課題の解決に貢献することはもとより、従来の一括借上契約による運営から自社所有物件としての運営へ移行することにより、運営体制の効率化を図り、利益率の向上へ向けた取り組みも進めている。
その他の売上高は同33.5%増の6.22億円、セグメント損失は0.59億円(前年同期は1.72億円の損失)となった。日本語学校事業では、新型コロナウイルス感染症の断続的な感染再拡大に伴う入国制限の長期化の影響を受け、待機留学生の発生、受け入れ時期の遅延から事業収益は低調な状況で推移していたが、政府による水際対策の緩和等を受け、留学生の受け入れも再開する運びとなり、特に第3四半期において事業収益は大幅に改善した。一方では、留学生の入国時に係る隔離費用等のコスト負担もあったため、前年度に比べ改善はみられたが、依然として弱含みの状況となっている。第0新卒事業を運営するスタイルガーデンは、年間を通じて当初計画を上回る順調なペースで推移した。
2023年10月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比9.1%増の631.81億円、営業利益が同7.5%増の67.83億円、経常利益が同7.3%増の66.39億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.7%増の44.21億円を見込んでいる。
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