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ジェイ・エス・ビーのニュース
■業績動向
3. 財務状況と経営指標
ジェイ・エス・ビー<3480>の2022年10月期第2四半期末の資産合計は60,771百万円(前期末比10,436百万円増)となった。流動資産21,126百万円(同6,755百万円増)は、主として現金及び預金が5,774百万円、営業未収入金及び契約資産が1,301百万円増加したことによる。固定資産39,645百万円(同3,681百万円増)は、主に自社所有物件の増加に伴い有形固定資産が2,972百万円増加したことによる。
流動負債12,575百万円(前期末比3,330百万円増)は、主として前受金、営業預り金及び契約負債が6,951百万円増加したことによる。固定負債21,567百万円(同3,676百万円増)は、主として長期借入金が3,400百万円増加したことによる。以上の結果、有利子負債残高は19,430百万円(同3,478百万円増)となった。また、純資産合計26,629 百万円(同3,430百万円増)は、主として親会社株主に帰属する四半期純利益の計上と配当金の支払いにより利益剰余金が3,520百万円増加したことによる。
利益の蓄積に加えて2021年8月に新株式の発行及び株式売り出しを行ったことで、2022年10月期第2四半期末の自己資本比率は43.8%と高水準であり、D/Eレシオ(負債資本倍率)も0.7倍と低水準を維持するなど、高い財務の安全性を確保している。自己資本比率は、2022年3月期の東証1部不動産業平均の32.9%を大きく上回っている。また、2021年10月期におけるROA(総資産経常利益率)は11.5%、ROE(自己資本当期純利益率)も16.1%と、2022年3月期の東証1部不動産業平均の3.9%、8.1%を大きく上回り、同社は収益性も極めて高いと評価できる。同社のメイン事業がサブリース(貸主から賃貸物件を借り上げ、入居者に転貸する)であることが、高収益体質の理由と考えられる。
2022年10月期第2四半期末の現金及び現金同等物の残高は、前期末比5,774百万円増加し、18,456百万円となった。営業活動による資金の増加6,055百万円(前年同期は4,365百万円の増加)は、主に税金等調整前四半期純利益5,823百万円、前受金、営業預り金及び契約負債の増加1,722百万円及び法人税等の支払額1,155百万円によるものである。投資活動により使用した資金3,426百万円(同4,175百万円の使用)は、主に自社所有物件の新規開発に伴う有形固定資産の取得による支出3,991百万円によるものである。財務活動による資金の増加3,145百万円(同3,140百万円の増加)は、主に長期借入れによる収入5,000百万円、長期借入金の返済による支出1,515百万円及び配当金の支払額367百万円などによるものである。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
<EY>
3. 財務状況と経営指標
ジェイ・エス・ビー<3480>の2022年10月期第2四半期末の資産合計は60,771百万円(前期末比10,436百万円増)となった。流動資産21,126百万円(同6,755百万円増)は、主として現金及び預金が5,774百万円、営業未収入金及び契約資産が1,301百万円増加したことによる。固定資産39,645百万円(同3,681百万円増)は、主に自社所有物件の増加に伴い有形固定資産が2,972百万円増加したことによる。
流動負債12,575百万円(前期末比3,330百万円増)は、主として前受金、営業預り金及び契約負債が6,951百万円増加したことによる。固定負債21,567百万円(同3,676百万円増)は、主として長期借入金が3,400百万円増加したことによる。以上の結果、有利子負債残高は19,430百万円(同3,478百万円増)となった。また、純資産合計26,629 百万円(同3,430百万円増)は、主として親会社株主に帰属する四半期純利益の計上と配当金の支払いにより利益剰余金が3,520百万円増加したことによる。
利益の蓄積に加えて2021年8月に新株式の発行及び株式売り出しを行ったことで、2022年10月期第2四半期末の自己資本比率は43.8%と高水準であり、D/Eレシオ(負債資本倍率)も0.7倍と低水準を維持するなど、高い財務の安全性を確保している。自己資本比率は、2022年3月期の東証1部不動産業平均の32.9%を大きく上回っている。また、2021年10月期におけるROA(総資産経常利益率)は11.5%、ROE(自己資本当期純利益率)も16.1%と、2022年3月期の東証1部不動産業平均の3.9%、8.1%を大きく上回り、同社は収益性も極めて高いと評価できる。同社のメイン事業がサブリース(貸主から賃貸物件を借り上げ、入居者に転貸する)であることが、高収益体質の理由と考えられる。
2022年10月期第2四半期末の現金及び現金同等物の残高は、前期末比5,774百万円増加し、18,456百万円となった。営業活動による資金の増加6,055百万円(前年同期は4,365百万円の増加)は、主に税金等調整前四半期純利益5,823百万円、前受金、営業預り金及び契約負債の増加1,722百万円及び法人税等の支払額1,155百万円によるものである。投資活動により使用した資金3,426百万円(同4,175百万円の使用)は、主に自社所有物件の新規開発に伴う有形固定資産の取得による支出3,991百万円によるものである。財務活動による資金の増加3,145百万円(同3,140百万円の増加)は、主に長期借入れによる収入5,000百万円、長期借入金の返済による支出1,515百万円及び配当金の支払額367百万円などによるものである。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
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