森トラホテル、非開示だった今期経常は57％減益、未定だった分配金を1045円に修正

　森トラスト・ホテルリート投資法人 <3478> [東証Ｒ] が12月23日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。非開示だった22年2月期の業績予想は経常利益が前期比56.7％減の5.2億円に落ち込む見通しと発表した。

　業績悪化に伴い、従来未定としていた分配金は1045円(前期は2412円)実施する方針とした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2022年2月期（2021年9月1日～2022年2月28日）における本投資法人の運用状況の予想につきましては、2021年10月20日付「2021年8月期　決算短信（ＲＥＩＴ）」の公表時点において、新型コロナウイルス感染症の世界規模での拡大が未だ収束していない状況下であることから、合理的な業績予想の算定が困難であったため、未定としていました。今般、2021年11月の各物件におけるホテルの運営状況が概ね判明し、2022年2月期に支払いを受けるシャングリ・ラ ホテル 東京に係る年間最低保証賃料との差額（不足分）の発生の有無を含み、本投資法人が2022年2月期に受け取る賃料の見通しが立ったことで、合理的な業績予想の算定が可能となったことから、新たに業績予想の算定を行い、運用状況の予想を修正するものです。