アトムリビン、前期経常を34％上方修正

　アトムリビンテック <3426> [ＪＱ] が7月30日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年6月期の経常利益(非連結)を従来予想の4.9億円→6.5億円(前の期は7億円)に33.7％上方修正し、減益率が30.6％減→7.2％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の経常利益も従来予想の1.5億円→3.1億円(前年同期は2.5億円)に2.1倍増額し、一転して27.1％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（１）売上高　当社の関連する住宅市場におきましては、本格的な市場の回復には未だ至らない水準で推移いたしましたが、当社におきましては、主力商品群に成長したソフトクローズ関連商品の拡充はもとより、あまた市場の要望に応えて新技術ならびに新商品の開発に取り組み「内装金物（住まいの金物）の全般」に目を向けた裾野の広い商品開発と営業戦略の推進を心がけて参りました結果、前回予想を上回る見込みであります。（２）営業利益・経常利益・当期純利益　利益面につきましては、売上高の増嵩に伴い売上総利益が増加したことに加え、販売費及び一般管理費の圧縮により、前回予想を上回る見込みであります。（注）上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。