とうとう親会社である当社の謝罪会見が行われた。当然、「これにて一件落着」と行くわけがない。当社には、いばらの道が待っている。

もちろん、本業である化学関連は堅調に推移するだろうが、連結的に、子会社が足を引っ張る構図は、ここ数年間は続くはず。その過程で、当該子会社の清算など、建築・土木施工系からの撤退はほぼ確実であり(材料系は続けるでしょうが)、業績に悪影響は絶対出る。
今ははっきり言って、「狼狽売り」や「空売り」が大半を占めているので、戻す局面も出てくるだろうが、株価は利益や業績と不可分なもの。決算の数値が開示された時にもう一段の下げは十分に予想できるので、当方としては、本年度の高値の半値(630円)→８掛け程度までは下がるとみている(504円程度)。でもそこまでには200円弱のギャップが。というわけで、630円の1割引きでいったん仕切りたいと思う。