クスリのアオキ、第４四半期はドラッグストアの売上改善に取り組む

　クスリのアオキが１８日、１０年５月期第３四半期（０９年５月２１日－１０年２月２０日）の連結決算を発表した。「新規出店を継続した効果で売上が伸びた」（経営企画室）ことから、売上高は前年同期比８．５％増の４０１億１１００万円、営業利益は同１２．４％増の１５億６００万円となった。

　ただ、調剤薬局の売上が順調に推移する一方、ドラッグストアの既存店売上高は足元も厳しい状況が続いている。そのため、第４四半期は、「チラシの回数を増やすなど宣伝広告に力点を置くほか、競合店が近在する厳しいエリアでは、ポイント制度を見直すなどし、集客力の向上を図っていく」（同）。

　通期連結の業績予想は売上高が前期比１２．５％増の５５５億８３００万円、営業利益が同１９．５％増の２０億７１００万円を据え置いた。（岩村信太郎）



［ 株式新聞速報ニュース／ＫＡＢＤＡＳ－ＥＸＰＲＥＳＳ ］

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