ＩＮＥＳＴが続伸、上期は営業損益が黒字転換

　ＩＮＥＳＴ<3390.T>が続伸している。１６日の取引終了後、第２四半期累計（４～９月）連結決算を発表しており、売上高２４億１７００万円（前年同期比４２．９％増）、営業利益６０００万円（前年同期は２億８２００万円の赤字）、最終損益２億１１００万円の黒字（同５億１９００万円の赤字）となり、営業損益が黒字転換したことが好感されている。

　同社は中小法人や個人消費者に対して、携帯電話をはじめとして各種商材の取次販売をしている。８月にアイ・ステーション及びＰａｔｃｈを完全子会社としたことが業績を牽引した。また、子会社だったＥＰＡＲＫライフスタイル及びＥＰＡＲＫモールの全株式を譲渡したことから、広告ソリューション事業の終了に伴い取引先から一括清算金を特別利益として計上したことも最終利益を押し上げた。なお、２１年３月期通期の業績予想は、引き続き未定としている。

出所：MINKABU PRESS