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日本調剤のニュース
全国47都道府県で調剤薬局を展開する日本調剤株式会社(本社所在地:東京都千代田区丸の内、代表取締役社長:三津原 庸介、以下「日本調剤」)は、さる9月10日(日)、質の高い薬局スタッフの養成を目的とした「2023年度日本調剤グループ学術大会全国大会」および「JP-CSアワード2023ロールプレイ大賞本選」をハービスホール(大阪府大阪市)にて開催いたしました。学術大会は7度目、ロールプレイ大賞は6度目の開催となり、どちらも大阪での開催は初です。本年度は昨年度に続き、現地開催とオンライン開催を併用したハイブリッド形式で実施し、全国から約500名の社員が聴講しました。
■デジタルとアナログの融合によって、患者さまから選ばれ続ける薬局に
「2023年度日本調剤グループ学術大会全国大会」
より多くの職員に学術発表の機会を提供するため、2016年に始まった日本調剤の社内学術大会。日常業務の中で見出した疑問を出発点に数多くの職員が研究発表に挑戦し、知見を共有する機会として、年に1度開催されています。
新型コロナウイルス感染症の影響で2020年は中止、2021年はオンラインでの実施となりましたが、ウィズコロナ時代の到来とともに、昨年からは現地開催とオンライン開催を併用したハイブリッド形式を導入しました。
マイナンバーカードを活用した全国の医療機関での電子カルテ情報共有や電子処方箋など、医療DXの実現に向けてさまざまなデジタル化が進む中、薬局業界を取り巻く環境は加速度的に変化しています。しかし、患者さまへの真摯な応対と、そこから生み出される心のつながりは従来通りアナログであり、このデジタルとアナログの融合が、患者さまからの信頼と、長期的に選ばれ続ける薬局になることにつながると考えています。そのような背景の中、今年度の大会テーマ「薬局業界の変革に立ち向かう~変わるもの、受け継がれるもの~」は設定されました。
学術大会の一般講演では、全国8ブロックでの予選会から選出された全18演題を2会場に分け、口頭発表と質疑を実施。新卒2年目の若手からベテランまで、グループ全体でノウハウの共有と専門性の向上をはかりました。
《最優秀賞を受賞した薬剤師による発表の様子。トレーシングレポートにおける医師への処方提案について、採択に関わる因子の解析結果を報告しました》
また一般講演のほか、薬剤師育成や教育を主なテーマとする基調講演と特別講演も実施しました。
基調講演はシンポジウムの形をとり、在宅緩和ケアに関わる薬剤師の役割や考え方などについて、日本緩和医療薬学会が認定する緩和薬物療法認定薬剤師や麻薬教育認定薬剤師の資格を持った社員の経験談を交えながらディスカッションを行いました。
そして特別講演では、データヘルス支援サービスなどを展開する当社グループの日本医薬総合研究所の社員が登壇し、保険者のレセプトデータ分析から見える重複投薬などの症例・実態や、医療費適正化と上手な医療のかかり方の普及・啓発に向けた、日本調剤グループ間の連携に関する展望などについての講演を行いました。
■目の前の患者さまに、応対を通して温かさを届けられるように
「JP-CSアワード2023ロールプレイ大賞本選」
当社では創業以来、薬局スタッフの患者さま応対力の向上に力を入れており、2008年からは毎年、社内表彰制度「JP-CSアワード」を開催しています。「JP-CSアワード」には、患者さま満足度アンケートをもとに質の高いサービスを提供している店舗および店舗スタッフをたたえる「店舗表彰(BPB)」と「個人表彰(BSH)」を設けておりますが、2017年からは舞台上で模擬患者さまを相手に接客ロールプレイを披露する「ロールプレイ大賞」を加えて、3本立ての表彰を行っています。
今年度のロールプレイ大賞のテーマは「絆を深める、未来につながる~丁寧に、一生懸命に、温かさを届ける~」。舞台上に薬局店内を再現し、制限時間7分の中で、薬剤は服薬指導、オペレーター・管理栄養士は健康相談のロールプレイを行います。今年は全国の予選会を勝ち抜いた18名が「薬剤師部門」「オペレーター・管理栄養士部門」に分かれ、その応対スキルを競い合いました。
■優秀な発表を表彰
すべての演題・ロールプレイ終了後、審査員による厳正なる審査に加え、「オーディエンス賞」選出のため聴講者全員参加による投票を行いました。学術大会では各会場「最優秀賞」と「オーディエンス賞」1名ずつが選出され、ロールプレイ大賞では薬剤師部門から「最優秀賞」と「優秀賞」各1名、オペレーター・管理栄養士部門から「最優秀賞」1名、加えて「オーディエンス賞」1名が選出となりました。
日本調剤では、薬局スタッフが互いに専門性を磨き合い、さらなるレベルアップを図るとともに、今後の地域医療に貢献できる人材育成に注力していきます。
【日本調剤グループについて】 https://www.nicho.co.jp/brand/
日本調剤グループは、すべての人の「生きる」に向き合う、という揺るぎない使命のもと、調剤薬局事業を中核に、医薬品製造販売事業、医療従事者派遣・紹介事業、情報提供・コンサルティング事業を展開する、多様な医療プロフェッショナルを擁したヘルスケアグループです。医療を軸とした事業アプローチによる社会課題解決を通じて持続可能性を追求し、すべての人の「生きる」に貢献してまいります。
【日本調剤株式会社について】 https://www.nicho.co.jp/
1980年の創業以来、一貫して国の健康保険制度を支える調剤薬局のあるべき機能・役割を全うすべく「医薬分業」を追求し、調剤薬局展開を積極的に行っています。現在では、全都道府県に調剤薬局を展開し約4,000名の薬剤師を有する、日本を代表する調剤薬局企業として評価を得ています。また、ジェネリック医薬品の普及や在宅医療への取り組みだけでなく、早くからICT投資を積極的に進めており、超高齢社会に必要とされる良質で革新的な医療サービスの提供を行ってまいります。
<JP Newsletterについて>
本ニュースレターは、日本調剤の薬局や薬局で働く薬剤師・医療事務・管理栄養士のことを皆さまにご理解いただくために、随時、発行しています。超高齢社会を迎え、地域における医療の重要性が高まる中、身近な医療提供・健康管理の場である調剤薬局、そして薬や栄養などの専門知識を持った薬剤師・管理栄養士は、地域における医療・健康管理の重要な担い手として期待されています。
■デジタルとアナログの融合によって、患者さまから選ばれ続ける薬局に
「2023年度日本調剤グループ学術大会全国大会」
より多くの職員に学術発表の機会を提供するため、2016年に始まった日本調剤の社内学術大会。日常業務の中で見出した疑問を出発点に数多くの職員が研究発表に挑戦し、知見を共有する機会として、年に1度開催されています。
新型コロナウイルス感染症の影響で2020年は中止、2021年はオンラインでの実施となりましたが、ウィズコロナ時代の到来とともに、昨年からは現地開催とオンライン開催を併用したハイブリッド形式を導入しました。
マイナンバーカードを活用した全国の医療機関での電子カルテ情報共有や電子処方箋など、医療DXの実現に向けてさまざまなデジタル化が進む中、薬局業界を取り巻く環境は加速度的に変化しています。しかし、患者さまへの真摯な応対と、そこから生み出される心のつながりは従来通りアナログであり、このデジタルとアナログの融合が、患者さまからの信頼と、長期的に選ばれ続ける薬局になることにつながると考えています。そのような背景の中、今年度の大会テーマ「薬局業界の変革に立ち向かう~変わるもの、受け継がれるもの~」は設定されました。
学術大会の一般講演では、全国8ブロックでの予選会から選出された全18演題を2会場に分け、口頭発表と質疑を実施。新卒2年目の若手からベテランまで、グループ全体でノウハウの共有と専門性の向上をはかりました。
《最優秀賞を受賞した薬剤師による発表の様子。トレーシングレポートにおける医師への処方提案について、採択に関わる因子の解析結果を報告しました》
また一般講演のほか、薬剤師育成や教育を主なテーマとする基調講演と特別講演も実施しました。
基調講演はシンポジウムの形をとり、在宅緩和ケアに関わる薬剤師の役割や考え方などについて、日本緩和医療薬学会が認定する緩和薬物療法認定薬剤師や麻薬教育認定薬剤師の資格を持った社員の経験談を交えながらディスカッションを行いました。
そして特別講演では、データヘルス支援サービスなどを展開する当社グループの日本医薬総合研究所の社員が登壇し、保険者のレセプトデータ分析から見える重複投薬などの症例・実態や、医療費適正化と上手な医療のかかり方の普及・啓発に向けた、日本調剤グループ間の連携に関する展望などについての講演を行いました。
■目の前の患者さまに、応対を通して温かさを届けられるように
「JP-CSアワード2023ロールプレイ大賞本選」
当社では創業以来、薬局スタッフの患者さま応対力の向上に力を入れており、2008年からは毎年、社内表彰制度「JP-CSアワード」を開催しています。「JP-CSアワード」には、患者さま満足度アンケートをもとに質の高いサービスを提供している店舗および店舗スタッフをたたえる「店舗表彰(BPB)」と「個人表彰(BSH)」を設けておりますが、2017年からは舞台上で模擬患者さまを相手に接客ロールプレイを披露する「ロールプレイ大賞」を加えて、3本立ての表彰を行っています。
今年度のロールプレイ大賞のテーマは「絆を深める、未来につながる~丁寧に、一生懸命に、温かさを届ける~」。舞台上に薬局店内を再現し、制限時間7分の中で、薬剤は服薬指導、オペレーター・管理栄養士は健康相談のロールプレイを行います。今年は全国の予選会を勝ち抜いた18名が「薬剤師部門」「オペレーター・管理栄養士部門」に分かれ、その応対スキルを競い合いました。
■優秀な発表を表彰
すべての演題・ロールプレイ終了後、審査員による厳正なる審査に加え、「オーディエンス賞」選出のため聴講者全員参加による投票を行いました。学術大会では各会場「最優秀賞」と「オーディエンス賞」1名ずつが選出され、ロールプレイ大賞では薬剤師部門から「最優秀賞」と「優秀賞」各1名、オペレーター・管理栄養士部門から「最優秀賞」1名、加えて「オーディエンス賞」1名が選出となりました。
日本調剤では、薬局スタッフが互いに専門性を磨き合い、さらなるレベルアップを図るとともに、今後の地域医療に貢献できる人材育成に注力していきます。
【日本調剤グループについて】 https://www.nicho.co.jp/brand/
日本調剤グループは、すべての人の「生きる」に向き合う、という揺るぎない使命のもと、調剤薬局事業を中核に、医薬品製造販売事業、医療従事者派遣・紹介事業、情報提供・コンサルティング事業を展開する、多様な医療プロフェッショナルを擁したヘルスケアグループです。医療を軸とした事業アプローチによる社会課題解決を通じて持続可能性を追求し、すべての人の「生きる」に貢献してまいります。
【日本調剤株式会社について】 https://www.nicho.co.jp/
1980年の創業以来、一貫して国の健康保険制度を支える調剤薬局のあるべき機能・役割を全うすべく「医薬分業」を追求し、調剤薬局展開を積極的に行っています。現在では、全都道府県に調剤薬局を展開し約4,000名の薬剤師を有する、日本を代表する調剤薬局企業として評価を得ています。また、ジェネリック医薬品の普及や在宅医療への取り組みだけでなく、早くからICT投資を積極的に進めており、超高齢社会に必要とされる良質で革新的な医療サービスの提供を行ってまいります。
<JP Newsletterについて>
本ニュースレターは、日本調剤の薬局や薬局で働く薬剤師・医療事務・管理栄養士のことを皆さまにご理解いただくために、随時、発行しています。超高齢社会を迎え、地域における医療の重要性が高まる中、身近な医療提供・健康管理の場である調剤薬局、そして薬や栄養などの専門知識を持った薬剤師・管理栄養士は、地域における医療・健康管理の重要な担い手として期待されています。
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