ケンコーコムが反落、前１４年１２月期４億２０００万円の最終赤字を嫌気

　ケンコーコム＜3325.T＞が反落。同社は１３日の取引終了後、前１４年１２月期決算を発表。売上高は従来予想の１４１億６８００万円に対して２０８億２０００万円（前期比４７．０％増）、営業損益は２５００万円の黒字に対して、３億１０００万円の赤字（前期実績２５００万円の黒字）、最終損益は２０００万円の黒字に対して４億２０００万円の赤字（同２０００万円の黒字）と、営業損益と最終損益では計画未達成となったことが嫌気されている。１４年１月に事業承継した楽天２４事業の成長が牽引し売上高は計画超となったが、競争激化により粗利率が低下し、物流費用上昇により一般管理費が増加。これに加えてシステム統合による固定資産除却損が利益を圧迫している。今１５年１２月期予想については開示していない。

ケンコーコムの株価は１１時３０分現在１００７円（▼８円）

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）