アルファＧ、上期経常を62％上方修正

　アルファグループ <3322> [ＪＱ] が8月12日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比6.4倍の2億6300万円に急拡大した。
　併せて、4-9月期(上期)の同利益を従来予想の1億9400万円→3億1500万円(前年同期は9200万円)に62.4％上方修正し、増益率が2.1倍→3.4倍に拡大する見通しとなった。
　なお、通期の同利益を従来予想の5億4000万円(前期は3億5100万円)を据え置いた。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の1.1％→7.7％に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　5Gマーケティング事業において、モバイル市場における格安プランの需要の高まりから販売台数が増加し、販売構成比上、売上高の増加には影響しなかったものの利益は増加したこと、環境サステナ事業において今後の収益基盤を拡大するため投資の進捗が遅れていることにより、各段階利益が予想より増加することが見込まれたため、2022年３月期第２四半期連結業績予想を修正いたします。しかしながら、格安プランの普及は顧客が通信事業者へ支払う利用料の低下に繋がり、結果としてその代理店に対して支払われる継続利用に関するインセンティブにも影響が出ると予想していること、環境サステナ事業における投資は上半期に予定していた額も含めて下半期に実施することを予定していることから、2022年３月期通期連結業績予想につきましては、現時点では変更は予定しておりません。