ミタチ産業、今期経常を一転8％増益に上方修正・最高益、配当も25円増額

　ミタチ産業 <3321> [東証Ｓ] が11月18日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。23年5月期の連結経常利益を従来予想の20.5億円→23億円(前期は21.3億円)に12.2％上方修正し、一転して7.8％増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
　同時に、6-11月期(上期)の連結経常利益も従来予想の14億円→17億円(前年同期は10.5億円)に21.4％上方修正し、増益率が32.7％増→61.1％増に拡大し、従来の2期連続での上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。

　業績好調に伴い、今期の上期配当を従来計画の15円→30円に大幅増額し、下期配当も従来計画の15円→25円に増額修正した。年間配当は55円(前期は40円)となる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2023年５月期の業績予想につきまして、原材料の高騰による取引価格への影響や、自動車関連企業などでの半導体不足による生産調整の影響はあるものの、グローバルな調達力や多方面のネットワークを活かした販売製品の確保や、新規顧客の開拓、またコスト抑制や効率化の継続などもあり、2022年９月16日に公表した業績予想を修正することといたしました。　なお、上記業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき算定したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。

　　上記に公表しました通期業績予想の修正を踏まえて、2023年５月期の配当予想を55円00銭(中間配当金30円00銭、期末配当金25円)に修正いたします。なお、期末配当金の決定につきましては、2023年８月開催予定の定時株主総会において、剰余金の配当議案をご承認いただくことが条件となります。　上記の配当予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の配当は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。