決算プラス・インパクト銘柄・引け後 … 高島屋、壱番屋、ミタチ産業 (12月24日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の12月23日から24日の決算発表を経て27日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ミタチ産業 <3321>
　22年5月期第2四半期累計(6-11月)の連結経常利益は前年同期比3.5倍の10.5億円に急拡大し、通期計画の13.6億円に対する進捗率は77.6％に達し、5年平均の51.5％も上回った。

★No.2　高島屋 <8233>
　22年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常損益は13.4億円の黒字(前年同期は109億円の赤字)に浮上したが、通期計画の60億円に対する進捗率は22.4％にとどまり、5年平均の70.5％も下回った。

★No.4　壱番屋 <7630>
　22年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比29.5％増の30.3億円に伸び、通期計画の39.4億円に対する進捗率は77.1％となり、4年平均の77.7％とほぼ同水準だった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3321> ミタチ産業 　　東１ 　 +13.55 　 12/24　　上期　　　245.90
<8233> 高島屋 　　　　東１　　 +1.05 　 12/24　　　3Q　　　　黒転
<3174> ハピネス＆Ｄ 　ＪＱ　　 +0.22 　 12/24　　　1Q　　　　赤拡
<7630> 壱番屋 　　　　東１　　 +0.11 　 12/24　　　3Q　　　 29.51

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした27日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース