日本管理Ｃが後場ウリ気配スタート、２０年１２月期業績予想を下方修正

　日本管理センター<3276.T>は後場ウリ気配スタートとなっている。正午ごろ、２０年１２月期の連結業績予想について、営業利益を２６億円から２０億１０００万円（前期比８．７％減）へ、純利益を１７億６５００万円から１３億４０００万円（同１１．０％減）へ下方修正し、増益予想から一転して減益予想としたことが嫌気されている。

　売上高は４６８億円から４７０億円（同８．５％増）へやや上方修正したものの、既存管理物件の早期収益化を企図して想定よりも入居促進費用を投下したこと、テレワークの環境整備や業務効率化に向けシステム投資を加速させたこと、更にコロナ禍における一括借上の需要増に対応できる体制強化のため人材採用を積極化させたことなどが利益を圧迫した。

出所：MINKABU PRESS