日本管理Ｃ、今期経常を一転9％減益に下方修正

　日本管理センター <3276> が11月27日昼(12:00)に業績修正を発表。20年12月期の連結経常利益を従来予想の26億円→20.1億円(前期は22.1億円)に22.7％下方修正し、一転して9.2％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の15.7億円→9.8億円(前年同期は10.1億円)に37.4％減額し、一転して3.1％減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、全国的に人の動きが制限され、法人の転勤需要や賃貸不動産の入居者の移動が減少するという状況が続いております。このような環境下において、既存管理物件の早期収益化を企図し当初想定よりも入居促進費用を投下したこと、テレワークの環境整備や業務効率化に向けシステム投資を加速させたこと、コロナ禍における一括借上の需要増に対応できる体制強化のため人材採用を積極化させたこと、以上の理由により当期の連結業績予想数値を修正することとしました。　なお、2020年12月期の期末配当につきましては、従前の配当予想から変更はございません。期末配当21.00円を予定しております。（注）上記業績予想は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因により変動する可能性があります。